鉄筋工事のお仕事とは
鉄筋工事とは、ビルやマンションなどの建築物や橋梁やトンネル、高速道路などの構造物などのコンクリートで覆われたものの中に入る骨組みとなる鉄筋を組み立てる事をいいます。
その工事を行う者が「鉄筋工」又は「鉄筋屋」と呼ばれています。
当社は、鉄筋ガス圧接・溶接継手・溶接工事一式を主な業務としています。
鉄筋工事とは
鉄筋工事とは、ハッカーと呼ばれる工具を使って針金で鉄筋をとめる「結束」で、鉄筋同士を縛り、動かないように止めていきます。
一本で何キロもある鉄筋同士を複雑な形状に組み上げていき、鉄筋コンクリートの基礎をつくり上げます。このスピードと出来映えの美しさによって熟練工かどうかが分かります。
鉄筋工事とは、設計図から鉄筋の配置関係を把握し、現場に入ってきた資機材(鉄筋など)を設計図通りに組み立てる仕事です。
仕様書と図面を読める能力、配筋、段取りなどを経て、嵌合、結束でコンクリートを流し込む直前の骨組みを組むまでが仕事です。
竣工時には、鉄筋はコンクリートに隠れて見えなくなりますが、建物の骨組みというべき重要な存在です。
ガス圧接溶接とは
鉄筋コンクリート造りの建物や鉄骨鉄筋コンクリート造りの建物の鉄筋工事では、鉄筋は運搬できる長さに切断されている為、長い鉄筋が必要な場合は、工事現場でつなぎ合わせて使います。
このつなぎ合わせる部分のことを継手と呼びます。
コンクリートの中に配置される鉄筋をつなぐ作業の一つが鉄筋ガス圧接です。鉄筋同士を突合せ鉄筋の軸方向に油圧で圧力を加えながら、ガスバーナーで加熱し、接合面を溶かすことなく赤熱状態にし、膨らませて接合します。
現場と作業風景
このような現場で日々働いています。
鉄筋工事の1日
皆さんがどのように1日を過ごしていくのか、1日の仕事の様子を流れ図でまとめています。
現場などによって、細かい部分は異なりますが、概ね、下記のような流れで、1日仕事をして頂きます。
8:00 集合・朝礼
現場に集合します。
朝礼を行います。
8:15 KY活動・ミーティング
KY活動を実施し、本日の仕事内容などを確認していきます。
服装チェック、工具チェックなどは、事故防止のためにも念入りに確認します。
8:30 担当エリアへ移動・仕事開始
本日の仕事の持ち場へ移動します。
午前の仕事開始です。
10:00~10:30 午前の小休憩
午前中の小休憩です。
体力仕事でもありますので、しっかり休憩して下さい。
10:30~12:00 作業開始
午前の作業再開です。
スケジュールに沿って、午前中にすべきことは全て終わらせましょう。
12:00~13:00 お昼休憩
お昼休憩です。
しっかりご飯を食べて、体力回復しましょう。
各自、自由時間をお過ごし下さい。
13:00~15:00 仕事開始
午後のお仕事開始です。
気が緩む時間帯でもありますので、しっかり集中して怪我の無いように仕事に取り組みましょう。
15:00~15:30 午後の小休憩
最後の休憩時間です。
15:30~17:00 仕事再開
午後の仕事再開です。
1日のお仕事も後少しです。
本日の仕事がきちんと予定通り終わるように頑張りましょう。
17:00~17:15 片付け・明日の準備
お掃除して、綺麗に片付けます。
工具類が紛失していないかどうか、きちんと確かめます。
明日の準備をして終了です。
17:15 仕事終了・帰宅
1日お疲れ様でした。
気をつけて帰宅して下さい。